宮地印判店 判子と仏具を取り扱う店。のれんはおよそ5000年前から伝えられる梵字(ぼんじ)を判子風にデザインしている。この文字は“キリーク”と読まれ、仏教で『阿弥陀如来』を表す文字。絞りの技法で描かれた梵字は5ミリ以下に細かく詰めて縫い、染めることで文字が白くはっきり際立つ。1枚目ののれんは判子の朱色、2枚目は古来より高貴な色とされる紫色で色を替えて作られている。