勝山郷土資料館 家紋を大きくデザインしたのれん。この家紋は明和元年(1764年)初代・勝山城の城主となり、その後103年間、勝山を統治した三浦藩のもの。この頃、姫路から出雲へと続く『出雲街道』が賑わい、旭川は高瀬舟の往来が盛んだった。勝山の町は城下町、宿場町として栄え、江戸時代の前期には今の町並みがほぼ完成したと言われている。勝山郷土資料館には三浦藩ゆかりの資料と、昭和20年に勝山に疎開してきた文豪・谷崎潤一郎に関するものが展示してある。名作『細雪』は勝山で執筆したものと言われている。