前岡邸 1枚目ののれんは家人の希望で『のし目』のデザイン。『のし目』は江戸時代、武士の礼服の模様だったもの。現在は男児の晴れ着衣装として七五三の着物などに使われる祝いの模様。2枚目ののれんは夫人の好きな花『あやめ』でデザイン。染めによるグラデーションで『あやめ』の花弁が表現してある。のれんを出すときに掛け合う挨拶もこの町の大切なコミュニケーションである。