訪れる人を心地よくしてくれるあたたかさ |
|
東京から勝山に嫁いで1年半。勝山では、道行く人に誰もがあいさつをするのがあたりまえ。都会と違って最初はそれがとても新鮮でした。お雛まつりにしても、勝山の人は決して自分の商売に走るのではなく、「自分たちの町をよくしよう」と、一人ひとりの意識が同じ方向を向い ているんです。その思いが、町全体のたたずまいや、訪れる人へのさりげない心遣いに反映されていると思いますね。私も、造り酒屋という生業を通して、地酒を真ん中に人と人とをつなぐお手伝いができればと思っています。 |