【見学概要】
明治40年建築の木造校舎は、完全なシンメトリー(左右対称)のデザイン。檜材を使い、二重折り上げで仕上げた洋風の格(ごう)天井、幅広の回遊式階段、大きなマンサード屋根(二重勾配)など細部にわたって工夫が施された、木材の町の先人たちの次世代への夢が込められた建築です。風情ある佇まいは、映画のロケ地としても使用されました。小学校としての役目を終えた平成2年に旧久世町指定文化財に、平成11年3月校舎全体が国の重要文化財に指定されました。また、地元住民が昔の学校給食を再現し、観光客にも人気です(不定期開催)。