蒜山にたどりついた際、目の前にとびこむ四季の彩りで縁取られた3つのコブ。
これが約60万年前に火山活動を停止したとされる「蒜山三座」です。
岡山県と鳥取県境、中国山地を織りなす大山連峰の東に連なる上蒜山(1,202m)中蒜山(1,123m)下蒜山(1,100m)の3つを蒜山三座と表現。特に上蒜山の山腹から山裾にかけての火山麓扇状地は、採草放牧地として利用され、雄大で牧歌的な風景を展開しています。
山の稜線付近にはブナ林が広がり、山頂から山腹にかけて広がる落葉樹林が季節とともに色鮮やかな表情を見せてくれます。三座を縦走する登山も人気です。