彼方にそびえる大山を仰ぎみることができます
真庭市蒜山の郷原集落と藤森集落との境界にある鳥居ヶ乢たわに建立されている神門。
現在の神門は文政4年に再建された花崗岩製の鳥居で、道路整備によって取り除かれ、放置されるなど憂き目に遭いましたが、岡山県郷土文化財団の支援を受けて再びこの場所に建てられました。
古くから信仰の対象であった大山には各地から人が集まり、大山を目指して歩いた「大山みち」が現在も残っています。
女性や子ども、足腰の悪い人は大山までたどり着くのが困難なことから、ここから遠く見える大山を拝んでいたそうです。