蒜山の山焼き

800年ほど前から続く蒜山の伝統

    蒜山地域では、800年ほど前からこの地に暮らす人々によって「山焼き」が行われてきました。


    火を入れることでキキョウやサクラソウの群落、フサヒゲルリカミキリといった希少種をはじめ、多様な動植物が生息する草原が保たれるだけでなく、山焼きが続けられることで『草原のある風景』が残り、蒜山の美しい自然景観が維持されてきました。


    茅葺き屋根の材料に使うススキなど、かつて人々は草原から生活に必要な資源を得ていましたが、生活環境の変化などから、山焼きが行われる面積はだんだん減少しています。


    蒜山地域では継続的な山焼きを行うため、ボランティア団体である「山焼き隊」により、春の山焼きや秋の防火帯づくり等、地道な活動が続けられています。

    エリア
    蒜山
    ジャンル
    花・名木・動植物景勝地
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