真庭市にある2つの蔵元、落酒造場と辻本店では、2021年から2022年にかけてお互いに仕込みに使う水を交換してお酒づくりを行うという、全国初の挑戦を行いました。
辻本店「御前酒」が使用する仕込み水「軟水」と落酒造場が使用する仕込み水「硬水」を、大胆にまるまる交換してそれぞれの蔵で仕込むという挑戦は、お互いのお酒の良い部分を残した新たなお酒として話題を呼びました。
➤共同醸造プロジェクト『HACCOS(ハッコウズ)』(御前酒蔵元辻本店リンク)
➤SAKETIMES『仕込み水を交換して醸造!岡山県の発酵蔵による共同醸造プロジェクト「HACCOS」始動』(リンク)
2025年1月31日(金)真庭市北房にある落酒造場にて、「大正の鶴」と「御前酒」の技術交流が行われました。
現在、落酒造場で硬水を使用して行っている生酛(きもと)仕込みの仕込み水を、御前酒蔵元辻本店の仕込み水(超軟水)を使用して仕込んだら、水の違いで生酛の育成(乳酸菌の育成)はどう違うのか・・・。
今年は辻本店の杜氏と蔵人が落酒造場へ集結。一緒に生酛の仕込みとモト摺り工程を行った。
どんなお酒が完成するのか、楽しみです。
➤落酒造場 Instagram(リンク